自然体験活動「生きる力テスト」結果

以下のグラフは、アドベンチャー集団Do!が、文部科学省から委託を受け実施した長期サマーキャンプ「森と湖の自然学校」に参加した子どもたちに対して行った「生きる力テスト」(IKR調査簡易版)の結果です。今回の調査に使用した簡易版は筑波大学の橘教授が,14尺度×2項目=28項目にしたものを作成し、国立青少年教育振興機構に提供したものを利用しました。(本調査は、文部科学省からの依頼により実施したもので、アドベンチャー集団Do!が主催する通常の自然体験事業においては、このような調査は実施していません)

※IKR調査=筑波大学橘教授、信州大学平野教授らが、学校教育関係者や野外教育関係者を対象に「生きる力」を現す具体的・現実的 な言葉を調査し、生きる力を構成する指標を得た。その指標を元に開発したものがIKR(い(I)・き(KI)・る(RU)の頭文字)評定用紙であり、心理的社会的能力、徳育的能力、身体的能力の3つの上位尺度と、14の下位尺度×5項目=70項目で構成されている。

能力全体の事前事後における得点(平均)

心理的社会的能力の事前事後における得点(平均)

徳育的能力の事前事後における得点(平均)

身体的能力の事前事後における得点(平均)

【心理的社会的能力】=非依存、積極性、明朗性、交友・協調 現実肯定、視野・判断、適応行動 
【徳育的能力】=自己規制、自然への関心、まじめ勤勉、思いやり
【身体的能力】=日常的行動力、身体的耐性、野外技能・生活
※3週間のキャンプ参加初日(事前)と 最終日(事後)にテストを実施し分析した結果、すべての能力が向上していることが分かります。

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