1: |
スキーツアーのリーダーにおいては、スキーができることが条件です。申し込み時にどの程度なら子どもに教えられるかを必ず記入してください。
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2: |
スキー用具は現地でレンタルできますが、個人で持っている方は持ってきても結構です。スキー用具は草津高原ユース・ホステルあてに宅急便であらかじめ送ることもできます。なお、スキーウェア、手袋などは個人で用意してください。
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3: |
スキーツアーでは、一人のリーダーが初心者の子どもで3〜6人、経験者で7〜15人程度を受け持つようになります。
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4: |
スキーに飽きた場合には雪遊びをすることもあります。手袋、靴下などは予備が必要です。スノーブーツや長靴などもあると便利です。
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5: |
草津では温泉めぐりも楽しみの一つです。子どもたちを引き連れて、共同浴場や雪の露天風呂を巡るのも一つの仕事です。
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6: |
ガキ大将・スクールは、子どもたちの自主独立の精神を尊重しています。主役は子どもたちであり、リーダーはそのサポート役です。これらをよく理解されるよう望みます。
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7: |
スキーツアーにおいては宿泊施設がユース・ホステルという公共的施設です。そのため、起床時間、消灯時間、食事、入浴の時間などがゆるやかに定められています。また、他にも宿泊客がいるため消灯後、静かにしなくてはなりません。このように、多くの面で夏季スクールとは異なっていますのでご注意ください。
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8: |
スキーツアーでは、下記の点をご理解ください。
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とにかく、一人で安全に滑れるようになればいい、という考えで必要最小限のことを教える。
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b: |
ボーゲンなどという専門用語を使うより、「足をハの字に開いて」という教え方をした方が、子どもたちの理解が早い。
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c: |
一つのことができたら必ずほめる。ほめられるとそれが自信になり、次へのステップになる。できないからといって叱ると喪失感が広がり、スキーそのものがいやになって、本来できることもできなくなる。だから、決して叱ってはいけない。ほめてほめてほめまくると、驚くほど早く滑れるようになり、上達する。
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d: |
子どもが疲れたな、と思ったらスキーをやめ、そり遊びや雪遊びをしてみる。特に小さい子の場合、同じことを長時間やると飽きてしまい、興味がわかなくなり、上達は難しくなる。
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e: |
子どもの動きが鈍くなってきたら、休むか、場合によっては早めに切り上げる。そのまま続けると事故につながる。
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f: |
歩くこと、ボーゲンで滑ること、止まること、転び方がある程度できるようになったら、早めにリフトに乗せ、緩やかな斜面を滑らせてみる。最初は20回も30回も転ぶが、そうして転びながら身体で覚えるのが、いちばん上達が早い。
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g: |
骨折、捻挫を避けるには、最初のうちにとにかく緩やかな斜面を何回も繰り返し滑らせ、滑ることと転ぶことのコツを身体に覚えこませること。そうしたあとで、徐々に急な斜面に移行すれば、たとえ転んでも、まず骨折や捻挫にはいたらない。
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h: |
スキーは、遊びだ。だから楽しくなければならない。リーダー自身が楽しむ気持ちを持っていれば、子どもも楽しくなるが、リーダーが楽しんでいなければ、子どもだっておもしろくない。
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