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ガキ大将・スクールでは夏休み中、「リバティ自然学校」を開校いたします。
リバティ自然学校では、赤城山の南面に広がる１万２千坪の、キャンワンダーとその周辺フィールドで、固定型キャンプと様々な自然体験を繰り広げます。
子どもたちに体験してほしいのは、白い雲の流れを大地に寝ころんで見つめたり、野鳥の鳴き声に聞き入ったり、林の中を散策して、木々のそよぎや風の吹き抜ける音を聞いたりする、そんな何気ないことなのです。
あまりにもきっちりとしたプログラムにそって自然体験をこなすキャンプスタイルは、子どもたちにとって負担であるばかりか、人間と自然との接点を自ら見いだすことができないことが問題となっています。これからのキャンプは、「人間も自然や動植物も、みんな仲間なんだ」というところから始める必要があります。
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リバティ自然学校では、のんびりと過ごしてください。決して、たくさんの体験をする必要はありません。極端なことを言えば、一日中草原に寝ころんでいたっていいのです。その一日は、何にも増して心を豊かにしてくれるはずです。心の豊かさは、地球や人間に対して優しい心を呼び起こします。そこから生まれる力は、将来、きっと大きなものとなるでしょう。
自然の中での様々な体験を通して、人間がいかにちっぽけな存在であるか、鳥や獣や木や草の方が、人間の歴史に比べ、いかに古い歴史を持っているか、また、人間がこの自然や地球に対して、いかに傍若無人に振る舞ってきたか、そして、これから私たち人間が、この大切な自然とともに、どういう生き方をしていったらよいのかが、きっと自然な形で分かってくると思います。
リバティ自然学校に参加するみなさんが、ここで体験した、たくさんのことをもとにして、たくましく、そして地球と人間に優しい生き方をしていかれることを、心より願っております。
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