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ガキ大将スクールの主旨(開催にあたって)
 
 ガキ大将・スクールでは、8月2日より8月17日まで16日間にわたり、第25 回ガキ大将・スクールを開催いたします。

 これは、日頃自然に親しむことの少なくなった子どもたちが、大自然の中で木や植物に触れ、沢の水を飲み、風の音や野鳥のさえずりに耳を傾け、焚火を囲んでみんなと語らい、満天の星空を見ながら大地の上に眠るという、人間の原点に立ち戻った生活を体験することによって、より個性的で、より心の深い人間になってくれることを願って1980年から開催しているものです。

 かつて、日本はどこへいっても自然が沢山あり、子どもたちはその自然の中で、のびのびと遊んでいました。
 また、ガキ大将グループがいたるところにあり、子どもたちはその中で社会のルールや仕組み、縦割の人間関係を学んできました。そのような経験の中から優しさや思いやりが生まれ、本当の人間らしさ、本当の心の豊かさが備わってきたように思います。

 文化が発達し、文明が高度化し、それと共に私達の身の廻りから自然が失われつつあります。自然が失われれるのにともなって、私達人間から人間らしさも失われているような気がしてなりません。今の子どもたちを取り囲む様々な問題も、少なからず、そのような部分に原因を見つけることができるのではないかと思います。

 子どもたちは自由な発想を羽ばたかせることによって、冒険心や好奇心を生み出します。しかし、それらをもぎ取ってしまっては、子どもたちはそれ以上羽ばたくことができません。子どもたちの生活から面白味が失われ、人間らしさも薄らいで来ます。子どもたちの心は随分渇いているように思えてなりません。

 ガキ大将・スクールはそんな子どもたちに、澄み切った冷たい水を見つけるための野生感覚、それが飲める水かどうかを見きわめる判断力、そして、コップを使わずにそれを飲むための工夫と行動力などを体験させる場として、過去20,000名の子どもたちが全国、そして海外から参加しています。

 真の意味で豊かな心と好奇心に満ちた、本当に人間らしい人間になってくれることを願ってガキ大将・スクールは行なわれていますが、今年も子どもたちの自由気ままな発想をもとに、さまざまな遊びの歓声を大自然のまっただ中に響かせたいと思います。
ガキ大将・スクール
代 表   黛  徳 男 
 
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