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不登校等で屋内に引きこもりがちな子どもたちや、ADD(注意欠陥障害)、ADHD(注意欠陥多動障害)の子、非行等問題を抱える子どもたちが自然体験活動に参加する事例が年々増加している。
こうした子どもたちに対しては、五感や感性を刺激するプログラムを活動の中心に据えるとともに、アウトドアクッキングやキャンプなどの集団活動も取り入れ、対人関係や生活習慣の構築が積み重ねられるように配慮した内容の体験活動を行うと、子どもたちがあまり抵抗感なく参加できるようである。
プログラム構成においては、堅苦しいセレモニーや生活の決まりなどをなくしたり、簡略化することによって、楽な気持ちで参加できるようにし、心を閉ざしがちな子どもたちにとって、ハードルとなるようなものは出来るだけなくしておくことが最初の段階では必要なことになってくる。
また、自然体験プログラムやアウトドアクッキングについては、非日常の体験やメニューを多く盛り込み、子どもたちの好奇心、冒険心、探求心などを刺激し、期待感や達成感を充足させるようにすることも大切だ。
創作体験プログラムでは、野山で採取したり拾い集めた木の実、蔓、枝、木の葉、草の実などの自然物を使ってのネイチャーアートに取り組んだり、自由な作風で陶芸を行うなど、自分の気持ちを自分なりに表現できるような活動を実施すると、子どもたちの心の動きが見えてきたり、意外に豊かな表現力を持っていることが分かったりして得るものが大きい。
問題を抱える子どもたちがこうした事業に参加する本来の目的は、様々な体験活動や集団生活などによって、生活習慣や人間関係の再構築を促し、『生きる力』をつけさせ、『生きる目的』をつかむことにある。
生きる力や目的を持った子は、この世の中をたくましく生き抜いていくことができる。そこのところを支援してあげるのが、私たち大人の大きな役割なのだと思う。
文責 ガキ大将・スクール 黛 徳男
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